こちらはトミックスのスハ32系客車で、スハ32とスハフ32です。
ス級の客車は、あまりローカル線には似つかわしくないかもしれませんが、狭い窓がたくさん並んだ特徴的な姿に惹かれ、購入してしまいました。
編成に一両くらいスハが混ざるのも変化があっていいのではと思います。
昭和四十年代以降は、スハ32系は北海道や東北地方に多く配置されたようですが、あくまで郷州線は本州のとある地方のローカル線の設定です。
貨車は全部で11両在籍しています。
内訳は有蓋車5両、無蓋車4両、有蓋緩急車1両、車掌車1両となってます。
これはカトーのヨ5000とワム90000です。
そしてワフ29500とワラ1です。
閑散期には9600がワフ1両だけを引っ張っていく貨物列車も見られます。
ローカル線ならではの光景です。
貨車の中で唯一トミックス製のワム70000とカトーのトラ45000です。
貨車は2両セットなどで販売されていることが多いですが、トミックス製の貨車は単品での販売が多く、2両セットは見かけません。
このワム70000も1両のみでの入線となりました。
ワム70000はミニカーブ対応のアーノルドカプラーを付けてますのでカトーカプラー化にちょっと苦労しましたが、なんとかカトーカプラー化に成功し、他の貨車と連結できるようになりました。
その代りミニカーブには対応できなくなっているものと思われます。
一方カトーのトラ45000は自作の取り外し可能な砂利を積んでいます。
0.3ミリ厚のプラ板を箱状に組んだ中に光栄堂の砂利色のサンドパウダーを詰め、シーナリーボンドの水溶液で固着させました。
サンドパウダーを撒く前に土台としてボンド水溶液に浸したティッシュペーパーを入れてあります。
そして、こちらは河合商会製のトラ90000です。
これは2両セットですが、河合商会の貨車は2両や3両のセットの他にもいろいろな両数のセットが販売されていて、選択肢が豊富という特長がありました。
トラ90000はチップ輸送専用の貨車なので、チップ積み込み状態を再現すべく、自作した取り外し可能な防水シートをかぶせてあります。
防水シートは2ミリ厚のスチレンボードを使って作ってます。
シートらしく見えるようヤスリでスチレンボードの角や側面を削り、裏に脱落防止用の梁を取り付けただけですが、リアルさよりも雰囲気重視ということで、これでよしとしました。
アクリルのライトグレイを筆塗りした後、エナメル塗料でウォッシングを施してます。
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