まずはレイアウト全景からご覧ください。
右端が終端駅の中乃郷駅で、本線は電車庫の脇を抜け、トンネルの中へと吸い込まれていきます。
レールはトンネルの先で行き止まりになっており、いわゆるポイントトゥポイントの配線となっていますが、トミックスの自動運転ユニットで自動往復運転が可能です。
また、トンネルを入った先は2線に分かれているので、ポイントを切り替えることにより、トンネルの先で列車交換を行って違う列車がやって来た風の2列車交互運転を行うこともできます。
車両はすべて鉄コレですが、グリーンマックスの鉄道スプレーでクリーム4号とマルーンAのツートンに塗り替えています。
バードアイです。
リビングルームの端に置けるサイズにしましたので、1900ミリ×400ミリという細長いものになっています。
ベースボードは4ミリ厚ベニヤに角材を取り付けて自作しました。
前作「国鉄郷州線」では、駅前の街並みの様子まで作り込むことができなかったので、今回は街並みの再現に力を注いでいます。
終端駅の側線は、元々は機廻し線ですが、現在は留置線として使用されている設定です。
運転用のパワーユニットはN−1001ーCLで、右端のN−600ーCLは自動踏切Uと2灯式信号機の専用電源です。
赤いテープで留められているのは留置線のフィーダーのコネクターで、通電不良対策として、すべての留置線にフィーダーを取り付けてあり、留置線の車両を引き出す際は、その留置線に直接給電できるようにしてあります。
また、その右側のワンタッチ装着センサーは自動踏切Uの進入検知用センサーに接続していて、車両を留置線に入れるときはワンタッチ装着センサーからコードを抜き、自動踏切Uが作動しないようにしています。
駅の本線と側線、トンネル内の行き止まり線2線にもそれぞれフィーダーを取り付けていて、ユニバーサルスイッチボックスの利用でポイントを切り替えた側へ確実に通電するようにしてあります。
他に、本線上に2箇所フィーダーを設置しているので、フィーダー数はトータル11個です。
拙い背景画は、作者がレイアウトの情景とつながるように考えながら水彩絵の具で描いたものです。
山は背景板に貼りついており、側面には車両救出用のメンテナンス口を作ってあります。
山の基礎はカトーのプラスタークロスで、樹木はカトーの樹木キットと爪楊枝にフォーリッジを貼って作った自作品です。
高さ40センチの木製のベンチの上に鎮座しています。
夜景です。
前作「国鉄郷州線」ではトミックスの建物照明ユニットを利用してストラクチャーを電飾しましたが、明るさが今一つでしたので、今回はチップLEDを使ってみることにしました。
マイクラフト製の配線済みチップLEDを利用しています。
今回は街灯や商店の看板などにもチップLEDを組み込み、本格的な夜景を目指しています。
自動車のヘッドライトとテールライトも光ファイバーを介して光らせています。
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レール以外の面には3ミリ厚スチレンボードを敷き詰め、道床を埋め込む形にして、地方私鉄らしい低い道床を表現しています。
地面はモーリンのリアルサンドを使用しており、バラストもモーリン製です。
また、未舗装道路の砂利はモーリンのZゲージ用バラストを使いました。
フィーダーやセンサーレールのベースなどは目立たないよう雑草で隠しています。
雑草の材料は主にカトーのコースターフです。
車両は銀河モデルのパーツなどでディテールアップを施していて、ウェザリングも行っています。
自作のサボも付けています。
普段はアクリル板で囲っただけの防塵ケースをかぶせています。
制御機器類はタオルを掛けて防塵しています。
弊ブログNゲージレイアウト 郷愁の情景では、レイアウト製作の詳細を記しております。
ぜひ、ご覧ください。
踏切にはトミックスの「自動踏切U」を組み込み、トミックス2灯式信号機も利用してますので、レールとポイントはすべてトミックス製です。
水田は、水鏡に走る列車が映るようアクリル板を使って作りました。
ベースボードの上に、水田部分は2ミリ厚のアクリル板を、それ以外の面は2ミリ厚のスチレンボードを敷き、水田以外の部分には、さらに7ミリ厚スチレンボードを載せて、その上にレールを敷設しています。


          レイアウト概要




















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